コンチュントトゥク
コンチュントトゥク(Mid-Air Thief)は、顔も素性もほとんど明かさずに活動する韓国の宅録系ミュージシャンである。2018年のアルバム『무너지기(Crumbling)』が海外のリスナーに発見され、名義を変えながら独自のフォークトロニカを作り続けている。
更新 2026-10-09/出典確認 2026-10-09
生い立ちとデビューまで
無名時代と最初の評価
最初の名義は「휴(Hyoo)」で、2012年にこの名前でEPを2枚発表したが、当時はほとんど注目されなかった。翌2013年には、SMエンターテインメントと10 Corso Como Seoulのコラボ企画によるコンピレーション盤で、東方神起の曲のリミックスを担当している。転機は2015年、「공중도덕(公衆道徳)」と名乗って出した同名のアルバムである。この作品が韓国大衆音楽賞にノミネートされたことで、評論家や熱心な音楽ファンの間で名前を知られる存在になった。
活動の歩み
改名と『Crumbling』
「공중도덕」という名前は同名のヒップホップ曲と紛らわしかったため、彼は一字違いの「공중도둑(空中泥棒)」へ改名し、2018年7月31日に正規アルバム『무너지기』を出した。アコースティックギターと電子音、男女のボーカルを細かく重ねたこの作品は国内の批評家に高く評価され、さらにネット経由で欧米のリスナーにも広まった。2019年には米国のTopshelf Recordsからライセンス盤が出ている。その後も2022年に「새눈바탕」名義でギターをほぼ排した電子音中心の『손을 모아』を、2025年には「새눈도둑(Bird's Eye Thief)」名義でアルバム『Flash』を発表した。
エピソード
別名義と徹底した匿名性
名義を使い分ける癖は早くからあった。2016年10月、「그림자 공동체(影の共同体)」という無名のアーティストがEP『거울의 숲』を発表すると、サウンドの質感も歌声も、加わった女性ボーカルまで彼の作品を思わせたため、正体をめぐる憶測が広がった。本人はのちにウェブジンの取材で関与を認め、歌の得意な友人との共同プロジェクトだったと明かしている。素顔や本名、年齢を公表せず、取材に応じることもまれで、ライブ活動の記録も知られていない。それでも音源だけで国内外に支持を広げてきたことが、このアーティストの際立った特徴である。
プロフィール
作品
年は作品の公開日・放送開始日です。本人の参加時期を示すものではありません。
出典
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- コンチュントトゥク — 人物の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09
- Crumbling — 出演者・公開日の構造化データWikidata/構造化出典/確認日 2026-10-09